ヒロのフォトギャラリー 2005年10月31日
都内では珍しい存在になってしまった路面電車、思いがけない発見もあり面白い散歩になりました。 料金は大人160円、電車のように切符制ではなく、バスのように小銭を料金箱に入れる仕組み。貸切もできるらしい、私は松屋駅から早稲田行きに乗車し、400円の一日乗車券を運転手から直接購入しました。線路脇は目を見張るほどの美しいバラが色鮮やかに咲きそろっていました、非常に手入れの行き届いた様子が見て取れ、こういう気遣いが嬉しいです。乗車後とりあえず荒川遊園前で降りました、あいにく月曜なので荒川遊園は休園ですが、付近に明治時代の煉瓦塀が残ると言うので見に行きます・・・う〜ん確かに古さを感じます、この汚れ具合、色合い、崩れた感じ、なかなかいい味出してます。こんなものをみる為にわざわざ都電を降りたなんて私も物好きですね、今度来る時は遊覧船で来てみたいです、荒川遊園にも入ってみたいし、観覧車がひときわ目を引きますが、他のアトラクションがチープでこじんまりとした感じが外側からでもわかりました、ここの回転木馬の写真も私のライブラリにいつかきっと追加しておこうと思います。 ここから王子駅前までいろいろ見るところがあるようなので都電に乗らずに荒川線沿いに歩いてゆきます。
一昔前の町並みのような風景の中を歩いているとすぐの所に都電荒川車庫の前に出ます、この辺りは駅のホームから次の駅が見えてしまう程区間が短い、荒川車庫前で線路の向こう側に渡りJR尾久駅方面に歩きます、尾久操車場です、周りが民家に囲まれ車の往来が少なく、そのため空気が澄んでいる、操車場内は広々として空が大きく見えました停車中の電車はすべて札幌行きのブルートレインでした、操車場を確認後荒川線梶原駅までもどり商店街にて名物都電もなかを購入、そこからまた早稲田方面に進みます。(甘いものは好きではないのだがこの最中は結構いける味でした)
迷路のような細い道を抜け、お目当てのかまぼこ型工場にたどり着きました、昭和初期に建設されたものだそうで、工場の門に説明書きがありました。この辺は狭苦しい路地ばかりで全体像が写せないのが残念です。栄町駅から王子駅前駅への歩き途中廃墟っぽい建物を見つけました、そこの駐車場の雑草の中で見つけた小さな朝顔(の一種でしょうか)の、なんと紫の濃い事、こんなの見たのは初めてです、ちゃっかり種を拝借して飛鳥山方面に向かいます。
赤レンガ酒造工場を見た後は滝野川一丁目駅から再び都電に乗り込みます。
実はここから大塚駅前までのコースの中には、いろいろ見る所もあるのですが、今回はハショッて大塚で降りました。天祖神社には樹齢600年の夫婦銀杏があります、都心でこのような巨木に巡り逢えるとは思いませんでした、そんなに期待していなかっただけに喜びもひとしおです、この辺まで来ると都心だけあって都電の線路も電車のそれのように柵が儲けられ、町屋駅辺りのような瑞々しい美しさは無く、都会の殺風景な風景に変わっています。
向原駅から雑司ヶ谷駅まで都電を使い鬼子母神法明寺へ、鬼子母神社参道でまた新たな発見です、何の下知識も無かったので、ここでまた巨木に出会うとは意外でした、参道のケヤキ並木のうち2本は都の天然記念物として指定されており樹齢五、400年の古木で元々三本あったが公害で一番古い木は枯死してしまったため伐採されたようです、残ったケヤキもこの先心配ですね、さて鬼子母神社内にも樹齢600年の御神木、「子授け銀杏」がある、幹周り11メートル樹高33メートル雄株勿論これも天然記念物です、境内には昔懐かしの駄菓子屋がありました、この日は何か催し物があったらしく大道具らしきものを片付けている最中でした。
ここまで来てさすがに疲れました日も陰ってきたのでそろそろ帰途に着きます、商店で夕食の買出しをする主婦を見て、里心がついてしまいました、都電は相変わらずのんびりと進んでゆきます、勤め人の帰宅時間と重なったので、結構混んでいました、都電にもラッシュがあるのですね・・・外はすっかり暗くなり、一日がかりで歩いてきた道も風景も暗闇に覆い隠され見えませんでした、すっかり日が短くなったものだなと今日一日の疲れとともに、何気にケダルイ気分に・・・今日は本当に楽しかった、思いがけず都心で巨木にも出会えたし、また来ます、今日行かなかった所へも
(^-^)

鬼子母神前
|
|||
|
|