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夢の途中 5/13 三重 宮川水系 ■天候/曇
「ホームで爆釣や!」とウキウキな足取りで山道を歩くは、探索命・柿崎とヘタレ冨永の二人組。向かうは、あまご天国である。ところが途中の沢筋にまったく水が無いのを確認、イヤ〜な予感が。道中、山つつじに心を洗われ、トリカブトに邪心を抱きつつ谷に到着「ウェッ!? 水あらへん」。昨年の同時期に比べ2/3ぐらい、ほんまに水が無い! 日本有数の降雨地帯、原生林の衣をまとった谷がこのありさま「ヤバイよ、ヤバイよ〜」。でもまあ、とりあえず釣りましょ、掛けましょと入渓地点の淵に柿崎が毛針を打ち込む。と! 出た〜、20cmアマゴが。まさに一投一尾のファインなリアクション。「社長さんフルーツ食べていい?」「なんぼでも、持ってこんかい!」と上機嫌な二人は、未だ夢の中であった。しか〜し! その後二人は徐々にその現実を、思い知らされるのであった。 一人釣り上がる冨永、まずは様子を伺いながらポイントに近づく。すると浅い鏡を背びれを出しながら、5、6尾のアマゴが走るではないか「さすがホーム! いっぱいおる」。産卵期のウグイ状態に本命がウジョってるじゃあーりませんか。ところが「釣れな〜い」のである。もちろん流れに出てるヤツは無問題なのだが、下流が鏡でカミが瀬や淵になっている場所では、ぜ〜んぶシモの魚を追い込んでしまうのだ。結果、本命場所の魚も警戒してしまい、おじゃん。10m以内には近づけましぇ〜ん「なんとかして」と、しまいには泣きがはいる。いくら「辛くても辛くない、釣れなくても釣れる」と言い聞かせても、こりゃアカンわ。フォルスキャストはおろか、腕をちょっと動かしただけで逃げよる。10m離れてんやで、10m! 断言しよう、岩井渓一郎でも釣れんでコレは。まあ、岩井渓一郎はここまで来んやろけど。 [今色日の一句] |
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