| ■4.6 ■天候:曇-晴 今シーズン始めての川釣り。毛鉤には少し早いだろうけど、わくわくしながら十津川に向った。天候は曇から晴れへとかわり、気温も上昇。でも、いつものように僕とひらPは11時に昼食をとったあと、もう帰ろうよと納竿したのだった。釣果は? ふたりで3尾、バラシ多数…とトホホな釣りなのだ。本当なら気温の上がる午後からが毛鉤の出番なのにね。12時には渓を下り始め、あと少しで入渓地点という所で下流に佇む餌師を見つける。「こんちわ」と気さくにひらPが話しかける。 「今日やったら20や30、釣ったか?」と、いきなりの口撃にたじろぐ二人。苦笑いしながら、答える僕 そのおじさんの恰好ときたら… 作業ズボンに運動靴 継ぎはぎだらけで年期の入ったリュックサック 3mぐらいの、へら竿。しかも道糸は透明度は無く、真っ白… 「昨日は○○で50ばかし釣った。アメノウオは雨が降らんと釣れん」 「さっき、ここで出よったが食いつかん。もう、出よらんやろ」 そんな話をしていたら、ライズがあった。ちょっと貸してよと、ひらPの竿で遊んでみる 3投目で魚影が反転、あわせる。17、8cmかな? 後に二人がいたので、抜くこともできず泳がしていたらバレてしまった それを見たおじさん、「ええ型や」と一言 僕とひらP、「…」。 どうやらおじさん、極小サイズも数に入れているらしい 「このあたりやったら、○の○○か○○がよう釣れる。行ったことあるか?」 おじさん、そこは僕らのホームです 「こ〜んなヤツがいっぱい、いてな」と、ブワっと両手を広げる 50cmクラスか!? と思ったが、どうやら尺上ぐらいらしい おじさん、話が大きすぎるよ おじさん、ところで顔にミミズがついてるで 「えっ」と頬をさわるおじさん。「血や! さっき落ちかけた時や」 ここに入る途中、杣道のガレ場で落ちかけたらしい 「バッと木を掴んで助かった。落ちたら死んでたな」 頬に流れるひと筋の血。すでに凝固していて、ミミズに見えるよ! ところでおじさん、年はいくつですか? 「80や」 は、はちじゅう〜!? そんな楽しい時をすごした後、杣道を歩きながら二人で話していた おっちゃん、渋いな それに較べて俺らって、カッコ悪いな 沢靴や、ザックや、四駆やって俺ら恰好だけは一人前やな あのおっちゃん、普通の服やったで ああいうのがカッコイイって言うんやろな 二人で温泉に入った後、車を走らせていたら、おっちゃんが車に戻ってきていた その車は軽トラ。おっちゃんカッコ良すぎるやんか! |
||
![]() |
||
![]() |
|
|||
|
|