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この春はルアーで始まり、暖かくなってからはテンカラでアクセントをつけました。ですが未だ肝心のフライフィッシングを楽しんでなかったのです。「Flyfishing High !」なんてコラムタイトルにもかかわらず。
GWを過ぎ、街すっかり初夏の装い。これならドライフライだよねと、パックロッドをザックに詰め込みます。ところが前日になって、リールに巻いたラインが3番だという事に気がつきます。4番のラインは古くなったので処分したんだっけ? ロッドは4-5番用なのに…うーん。
フライでは竿と糸の番手(重さ)をあわせないと、羽のように軽い毛鉤をうまく投げられません。この場合、竿に対して糸が軽すぎるから、遠くに投げにくいという事です。でもまあ、元来キャステイングが上手いわけでなく、源流では遠投する必要もないから、このままでいいか。幸いにもあの谷の風は、午前中に限って吹き上げだしね。
大きな淵を前に「お先に」と友人に声をかけ、まずは右岸から左の流れを。うーん、出ないなあ。もう一度。やっぱりダメ。じゃあ、最後は流れの芯の向こう側、左岸の際をトレース。数秒後、みな底からユラユラと一つの影が浮かび上がり、流れる毛鉤をフッと消し去りました。
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ゆっくりとロッドを立てる僕。それを後方で見ていた友人が「まるで釣りのビデオみたい」と興奮しています。そう、これが僕の好きなフライフィッシングです! |
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