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原生林のなかで 6/6(土)宮川水系
■出発/2:00、アプローチ開始/4:30 ■釣行開始/6:30 〜 納竿/1:00 ■天候/霧のち晴 ■気温/午前・午後とも不明 ■水温/午前・午後とも不明 ■遡行レベル/2級・標高差/600m強 |
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今回の釣行は、Nを調査するというのが目的だ。メンバーは柿崎、平尾そしてオマケの私の三人。今日も私は最初からビビリが入っている。
アプローチは「危険につき入山禁止」という標識をしり目に、快適な山歩きで助かった。2時間後、うっそうとした原生林を抜けると目の前に素晴らしい渓相の川が現れた。大きな広葉樹の根元には鮮やかな緑色の苔がおおいつくし、怖いくらいに神秘的だ。さらに、じっと水面に目を凝らすとアマゴがライズしてる。嬉々とする平尾の「思わず勃起する」の口癖が飛びだし今回も絶好調だ! 「今日は生尺だ〜」を合言葉に三人で原生林の中を釣り上がる。そして1発目はやはり平尾にきた。17、8cmのアマゴである。しかし、その後の彼の表情がいまいち冴えない。「かなりスレてる、エサ師が入ってるみたい」との感想。「アタリはあるがくわえが浅い、バレてばかり」と柿崎も苦戦している。たしかに唯一ドライを流す私のフライに反応するアマゴの出方も速い。試しにアワセをしなかったらそのままフライは流れていた。う〜ん、魚は沢山いるのにこの出方。源流に来てロングリーダーか? マッチ・ザ・ハッチか? めんどくさー! しかし、これからの遡行を考えた場合にトラブルが増えるのでドラグだけに気をつけて、このまま釣り上がることにした。 結果、なんとかアマゴ2匹を同じ瀬の違う筋から引きだした。フェ〜苦労したぜ。しばらくして柿崎がミミズの入っていた餌の袋とタモを拾い、「思ったとうりや」と少し憂鬱になる。その後、柿崎は本日最良の20cmオーバーをゲット。平尾は2匹追加で納竿した。最後、水がきれてから45度のガレ場を這いながらのツメは、やっぱりしんどい! しかしヒーヒー言いながら登山道に戻った時は、この谷を征服した満足感で最高の気分であった。でも「今日は楽勝やった」って、それはないやろ! 終わりに/源流まで行って、たったそれだけの釣果と言うなかれ。数を釣るだけなら、放流量の多い(人も多い)川に一人で行けばいいのだ。たしかに源流では魚影の濃さに較べ、個人の釣果は期待できない。源流という特殊な条件ゆえ、最低でも三人で入渓しないとトラブルが発生した時に対処できない。そのぶん各自の釣果は少なくなるし、イブニング狙いも暗くなると危険なので早い時間に納竿せざるをえない。しかし、複数のメンバーで行動するからこそ、滝も越えられるし安全に遡行できる。数を追い求めるより、メンバーと協力しながら未知の渓を釣り上がる面白さ、手つかずの自然のなかで釣りができる喜びを大事にしたいものだ。 ●調査報告:遡行レベルは2級。ウエイダーでも可能。釣り人の入った形跡があり、魚影は濃いがスレてる。気温がそこそこ上がり、入渓者も少ない4月末から5月初旬が毛針のベストシーズンではないだろうか |
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