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| Scene-12/挑むということ ■05.5 ■奈良県 上北山村・辻堂林道-大台ケ原ドライブウェイ 友人が今年も「ヒルクライム大台ケ原」に出走するという。昨年は満足できない成績だったから、今年は頑張りたいと意気込みを語っていた。ただ、昨年とは違い、ドライブウエイまでのアプローチが変更になったという。だったら試走しないといけないねと、僕も同行することにした。 ●ヒルクライム大台ケ原/総走行距離28km・標高差1240m・平均勾配4.43% 10%を越える坂もあるので、やはり辛い。でもこれがヒル・クラだと思うのだ。自分の脚力にあわせギアを選択、残りの距離や斜度にあわせたペース配分と水分&カロリー補給。すべてを苦しいなか、ペダルを回し続けながら考え、そして行う。しかもレースとなればタイムとの闘いもある。その行為そのものが面白いのだ。 頂上の駐車場で上北山村のレース実行委員さんと話す機会があった。「昨年のアンケートで『こんなにしんどかったら、次はでない』という意見がたくさんあった」「ツール・ド・フランスを見ていると日本はほんと遅れてると思う」と嘆き、僕らに新しいコースの意見を求めてきた。 もちろん敷居は低いほうが良いにきまっている。でも参加者はヒル・クラに出ると、自分で決めたはずだ。「ヨーロッパ、むこうは100年前からやってますからねえ」と僕は笑いながら答えた。 |
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