| 鈴鹿 ENDUROへの道・完結編 ■Repo&Layout : tomi ■Photo : kaki/kotetsu/tomi | |||||||
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腹、減った! 初めて自転車競技に参加する殿下をトップライダーに据えたのは、ゴールを見据えての作戦である。愛する幸ちゃん、渓人を前に少し緊張気味の彼に気合いを入れる。「3周走れ。俺は2周で我慢する」。 一方、8時間を走るかっきー・コテツ組は当然ながらカッキーがトップ。鼻息荒い彼に「抑えていけよ」と言っても聞く耳もたないのは予想の範囲。「どうどう」「ひひーん」。 規定の周回を終え、ひーひー言いながら紅一点と交代した殿下の一言は…「腹、減った」。イチから鍛え直しや! 汚名ばん回? 今年の参加カテゴリーは「4時間男女混合ロード」なのにMTBを駆る、紅一点。「なぜにロードで走らないのだ?」と聞けば、「ロードは難しい」と返す。確かに走りこまないとロードの方がシンドイかもしれない。でも「去年より速くなった」と言いはる紅一点。さすがママチャリ通勤でペダリングを意識しているだけはあるな、合格! コテツちゃん、可哀相… 高価なフルサスMTBでガシっと走るコテツちゃん。その間、カッキーはツリパン姿で「気合いだー」と叫んでいる。それで良いのか、君たちのチームは? と思うが、暖簾に腕押し、糠に釘、ついでに馬の耳に念仏だ。「どうどう」「ひひーん」。こんなリーダーをもったコテツちゃんを、不敏に思うぞ。 知将、部長、絶好調! さあ、部長の出番だ。私の華麗な走りの前では、プロの招待選手も出る幕はないね。昨年のラップタイムを基準にペース配分をする。遅い人を抜く抜く、抜く! そして速い人に抜かれ抜かれて、また抜かれる…。競争心が湧きおこるが、ここで無理をしてはイカン。私達のゴールは4時間後なのだ。殿下があのペースで走ると、11時半には紅一点に交代だな。となると私が2周走って、ラストは殿下…。と走りながら作戦を思い描くは「愛する父ちゃん、汗と涙の感動ゴール」。ならばこのペースを維持しようと、ロードウーマンのお尻に付きながら考える私の1年間は、無駄ではなかった! DA〜KA〜RA〜 「あかん、ペースが落ちてきた。やっぱ二人やとしんどい」と汗まみれのカッキーが珍しく泣き言をつぶやいた。「だ〜か〜ら〜、抑えて行けと言うたやんか」といってもPLの花火は遠い思い出。いつも気合いでトレーニンしすぎてるから有酸素系運動の領域がわからないのだ。バナナ食え、クエン酸も摂れ、アミノ酸ドリンク飲め〜。 父ちゃん、お帰り 「ラスト1周、全力だせ」と紅一点に指示をだす。そして私も最終走行にはいる。これが最後、全てを出しきって燃え尽きたいんだよう…と、あおい輝彦の声マネしてるようじゃ余裕ありすぎですか? 12時18分、4時間耐久のゴールだ。最終ライダーの殿下が来た! 「がんばれ〜、ひらべ〜」。おっと、写真を撮らねばならない。幸ちゃんと渓人、殿下をワンフレームに納めなければ。「父ちゃん。お帰り〜」。ええ絵やあ、感動的やあ、計算どおりやあ〜。 新たなる決意 目標だった昨年の平均速度を上回れて、満足です。来年も参加するかはどうかわからないし、メンバー構成も流動的だ。目標は当然今年の平均速度を上回ること、これ一点。仮にチームメイトが今年と同じタイムなら、それは簡単。私が速く走ればいいだけのこと。その為の準備期間は一年もある。MTBを買った03年は「自転車に乗れるようになる」ことが目標だった。ロードに乗り始めた今年は「ロード乗りの身体をつくる」ことが課題。そして来年は「そこそこ走れる」ようになりたいな。 ■公式リザルト http://suzuka8h.powertag.jp/ ●源流釣師(8時間MTB他オープン)/35位・アベレージ26.15 km/h ●兎組自転車部 (4時間ロード混合)/42位・アベレージ27.13 km/h |
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