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VOL.2 テレマーク・バインディング [Black Diamond リーバZキット] 2004.2.27 | |||||||||||
| 気軽に歩き、そして滑ることができるテレマーク・スキー。ゲレンデに飽き足らなくなったスキーヤーがバックカントリー(BC)の遊びとして注目し、ジワジワと普及してきました。どんな遊びでも同じですが、初心がまず迷うのは道具選びです。テレマークに何を求めるか、具体的には滑りを重視したいのか、BCでの歩きを楽しみたいのか、はっきりさせないと板も靴も決まらないのが現実なのですね。僕の場合、「歩きをメインに」との専門店に希望を伝え、提示されたバインディングがこの「Black Diamond リーバZ キット」でした。 バックカントリーでの「歩き」、ゲレンデでの「滑り」と2シーズン使用した感想をまとめてみたいと思います。 |
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| 軽量、安価で入門者向け ゲレンデで見るテレマーカーは「滑り志向」です。板はカービングタイプ、プラスティックブーツを履きシャープなテレ・ターンを見せています。そしてバインディングも同様にフィット感や剛性を高めるためか、カートリッジ式のヒールワイヤーのものばかりです。対してこのリーバZは昔ながらのシンプルな引きバネ式のヒールワイヤーを採用し、価格も低く入門者にはうってつけです。 歩きも登りも不満は皆無 ただ歩くだけ、シールを付けて斜面を登るだけならバインディングに求める性能はそう高くないでしょう。単にブーツを固定できればいいのだから、軽量であればそれで良いと感じます。その点でこのリーバZに問題は何もないです。むしろ、他のバインディングが高剛性を求め、重量を増していることを考えれば「歩くテレマーク」には最適なビンディングといえるでしょう。 ただし、それならさらに軽量で取り扱いも簡単な「3ピン式」が、歩き向きといえるのですが。 滑りは期待できない 僕はまだまだ滑りが下手なビギナーです。そのビギナーの僕でも感じとれる不満が、このバインディングでの「滑り」にありました。 |
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■Black Diamond リーバZ キット ¥13,800 http://www.lostarrow.co.jp/ ●評価/★★ |
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| ブーツをバインディングに装着してみる。フィット感が甘いようなので、ヒールワイヤーのテンションを高めてみました。それでもブーツが少しグラグラと動く。このような状態で板を押さえ込むのは難しいと感じます。それはガッチリとビンディングにブーツを固定できるアルペン経験者なら、なおさらだと思います。 実際、友人の「滑り重視のビンディング」にはこのような不安感はありませんでした。技術のある人なら多少の甘さも問題ないでしょうが、初心者はこのビンディングに滑りを期待しないほうがよいでしょう。むしろ初心者こそこのビンディングを避け、しっかりとした道具で滑りを身につけることが、上達への近道だと思います。 |
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| キットの破損 リーバZにはビンディング+本体を26mmアップできるリフトキットとヒールサポートがセットされた「キット」が用意されています。別々に購入するよりお得なので、これはお奨めできます。 ただ、このリフトキットにひとつ問題がありました。それはサイズの違うブーツを使用できるよう、ヒールワイヤーを前後に移動できるミゾがあることです(写真大;ビンディング前部の黒い部分)。ワイヤーの固定はこのミゾに引っかけているだけなのです。 |
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| 結果、サポートが甘いなと感じ確認すると、ヒールワイヤーが外れていた事が何度もありました。 そして今シーズン、このプラスティクの部分が欠損した事に気づきます(写真小;青い部分)。 販売店に問い合わせてみると「プラスティク部分は保証対象にならない」「使用にさしつかえなければ、そのままご利用ください」との返答でした。確かに使用にはなんら差しつかえない部分なのです、このミゾは。 |
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| あなたの志向により選ぶべき 初めに述べたように僕は「歩き重視」と目的をはっきりさせていたので、この選択は間違ってはいません。ですが「滑り重視」の人は、このバインディングを選ばないほうがいいでしょう。 実を言うと、僕も「ゲレンデでスパッとテレ・ターン」を楽しみたくなってきました。こうなれば迷わず目的にあった新しい道具を揃えるしかないですね。 ※Black Diamondではヒールワイヤーをカートリッジ式に変更した「リーバZコンプ」もラインナップしています |
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