アメリカによるイラク攻撃を承認した小泉政権

2003.3.21 アメリカは国連決議ないまま、イラクに侵攻した。
そして小泉総理はアメリカの行動を承認した。

アメリカは、既存の決議により、攻撃が可能という論理であるが、多くの国家は、国連決議なき攻撃は、承認していない。
にもかかわらず、日本は、アメリカを承認した。

会見で、我が国は戦陣には加わらないという。
加わらなくても、承認すれば、同罪ではなかろうか。
自らの手が血に染まらなければ悪いことをしていないということではあるまい。

イラクは国連決議に反しているから、武力による打撃も致し方ないという。

されば、太平洋戦争で、なかなかポツダム宣言を受諾しない日本に対して、核兵器の投入をしたアメリカも、正しかったと言うことだろうか。

日本には、憲法9条により、戦争の放棄を明示している。
これが自衛隊の存在に対して、どうこうと言われるのだが、そもそも憲法9条は、我が国のかかわる全ての状況において有効なはずだ。

日本国憲法 第9条
一項 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
二項 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

「武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」
これは重要な項目だ。
アメリカ軍の力によるイラクへの要求も、実力での排除も、認められないのである。

もちろん、危険に対して何らかの対策をしなければならないのだが、それには国連決議が必要であろう。

一つ同情的な見方をするなら。
そもそも国際社会は一様にはなって行かない。
されば北朝鮮情勢を含め、我が国が同盟し運命共同体とするのがアメリカであるというなら、その宣言は早ければ早いほど、友好感が深まるのである。

そこまで考えていたかどうかはわからないが、だとすれば、もはや国連の価値もなく、離合集散する陣営による世界分割の道に踏み込んでしまったということだ炉絵か。



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新規作成日:2003年3月22日/最終更新日:2003年3月22日

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