2013/05/24〜05/26
2013 中村講中の皆様と東北方面のお寺巡り <11/12>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◆回廊・国宝に指定されている回廊
 
 回廊は陽明門から左右に延びる廊下のことで、全長220メートルもあります。陽明門を中心に本社、祈祷殿、神楽殿、神輿社をコの字に囲んでいます。
 どれも1枚坂の透かし彫りで総漆塗りが施され国宝に指定されています。
 東回廊の奥社への入口頭上に「眠り猫」の彫刻があります。見る位置によってネコの表情が異なり、正面から見るとうたたね表情のため、平和を表し、左側から見上げるといつでも飛びかかれる姿勢に見えるため、家康公を守っているとも言われています。
 
 ◆眠り猫(ねむりねこ)【国宝】
 
 左甚五郎作と伝えられています。牡丹の花に囲まれ日の光を浴び、うたたねをしているところから「日光」に因んで彫られたとも言われています。これより奥宮に通じます。

 

 ●坂下門(さかしたもん)
 
 奥社に通じる坂下門は、江戸時代は将軍しか入れなかった「開かずの門」。
 全体に胡粉(ごふん)を塗った清楚(せいそ)な感じだが、柱や天井を飾る金具は七宝焼(しっぽうやき)だ。欄間(らんま)には鶴、腰羽目(こしはめ)には牡丹(ぼたん)と唐草模様の彫刻がある。

 

 ●眠り猫(ねむりねこ)真裏に雀(すずめ)の彫刻
 
 東回廊の奥社(おくしゃ)参道入り口にある。左甚五郎(ひだりじんごろう)の作と伝えられ、東照宮の数ある彫刻のなかで最も有名な彫刻だ。 
 眠り猫の真裏に雀(すずめ)の彫刻がある。猫が起きていれば雀は食われてしまうが、東照宮では猫も居眠りして雀と共存共栄。戦乱が治まり、平和な時代がやってきたことを表しているという解釈もある。

 

 

 

 

 ●将軍着座の間(しょうぐんちゃくざのま)
 
 18畳の将軍着座の間。ケヤキの1枚板の額羽目には寄せ木細工の鳳凰の彫刻がある。
 
 拝殿に上がれたのは大名以上、しかもそれぞれの格式によって拝礼の位置が厳格に決められていた。
 将軍に用意された場所は東側の特別室。天井中央の三葉葵(みつばあおい)の真下に、大広間を向いて座った。壁はケヤキの1枚板の表面に寄せ木細工を施した、額羽目(がくはめ)と呼ばれる仕様。そこに描かれた鳳凰(ほうおう)の目は輸入したギヤマンだ。
 
 現在、将軍着座の間は、徳川宗家(そうけ)の参拝のときに使われている。

 

 

 ●鳴竜(なきりゅう)
 
 34枚のヒノキの天井板に描かれた、縦6メートル、横15メートルの鳴竜
 
 鼓楼の後ろにある建物は、本尊が薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)(薬師如来)であることから「薬師堂」、また乱世を鎮めた家康公が薬師如来の生まれ変わりと考えられたので、本来の仏(本地-ほんじ-)をまつったことから「本地堂」と呼ばれる。
 
 本地堂(薬師堂)の内陣天井に描かれているのが、有名な鳴竜。竜の頭の下で拍子木を打つと、天井と床が共鳴して鈴のような鳴き声に聞こえる。
 もとの絵は狩野永真安信(かのうえいしんやすのぶ)の筆によるが、堂とともに焼失したため堅山南風(かたやまなんぷう)画伯が復元した。

 

 

     

 

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