以前、iSeries上に複数の WebSphere サーバーを構成するやり方を書きましたが、今回はまさしく Domino & WebSphere で一体化して稼動するような形で、専用の WebSphereインスタンスを作ってドミノにプラグインする構成を作ってみたいと思います。
iSeries版のドミノは QNOTES というユーザーのもとで稼動しますが、権限の統一を図るために
WebSphere も QNOTES で稼動させるような構成にしてみたいと思います。
また、ドミノサーバーにローカルアクセスを行うコーディングの場合は、必ず
WebSphere も QNOTES ユーザープロファイルのもとで稼動している必要があります。
まず、たとえば以下のように指定します。それぞれのパラメータの説明については上記のリンクを参照してください。最後の -owner QNOTES は必ず指定してください。
crtnewinst -instance QEJB2 -bootstrap 901 -lsd 9001 -job QEJB2ADMIN -repository EJSADMIN2 -owner QNOTES
いろんなメッセージが出て構成が作成されます。「Owner of instance successfully changed to QNOTES.」というメッセージが出ていることを確認してください。
上記のインスタンスを下記のコマンドで開始します。
strwasinst -instance QEJB2
インスタンスが起動し終わったところで管理コンソールを接続しますが、その前に5250画面で行う作業がいくつかあります。
EJBのエンティティビーンの中でもCMP(Container
Managed Persistance)と呼ばれる形態のものは、iSeries上では
EJB という名前のスキーマ(=ライブラリ)にテーブルとして作成されます。
この指定は VisualAge を使用して変更することができます。
とりあえず、サンプルとしてついてくるものはEJBというスキーマにテーブルを作成しようとしますので、この EJB というライブラリにテーブルなどを作成する権限を WebSphere を稼動させるユーザーに与えてやる必要があります。
以下は WRKOBJ OBJ(EJB) OBJTYPE(*LIB) で表示された画面で、EJB
ライブラリに オプション2 「権限の編集」を選択した画面です。
F6キーで ユーザー QNOTES に *ALL のオブジェクト権限を与えてください。
WebSphere を QEJB/QEJBSVR以外のユーザーで稼動させる場合は、その旨を設定する必要があります。
デフォルトでは QEJB/QEJBSVR ユーザーにしか権限が与えられていません。
WebSphere を稼動させる権限を、稼動させたいユーザーに付与する作業が必要になります。その作業はオペレーション・ナビゲーターで行います。
オペレーション・ナビゲーターで以下のようにして「アプリケーション管理」を選択します。
タスクパッドにも「アプリケーション管理の構成」があり、これも同じものです。

以下のような画面が出てきます。実際には一番左の「AS/400
オペレーション・ナビゲーター」が選択された状態で出てきます。
「ホスト・アプリケーション」タブをクリックしてください。
「QIBM_EJB_PRODUCT」という機能があり、展開していくと以下の画面のようになります。
「QIBM_EJB_SERVER_FUNC」が選択された状態で「カスタマイズ」を選択してください。
以下のような画面が出てきます。
ユーザーから QNOTES を選んで「追加」ボタンを押してください。
右側の「許可されるアクセス」のボックスの中に入ります。
「OK」ボタンを押して完了です。
インスタンスが起動し終わったところで、管理コンソールを接続してください。
アプリケーションサーバーの「ユーザーID」に
QNOTES を指定してください。
ただし、起動する前に必ず WebSphere を稼動させるための権限を
QNOTES に与えておいてください。
上記の QNOTES への権限付与を行っていないと、以下のようなエラーメッセージが出てアプリケーションサーバーの起動が完了しません。
管理コンソールから「開始」を行ってください。
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