WebSphere を ドミノ HTTP サーバー にプラグインして使用する

AS/400のドミノでもHTTPタスクにWebSphereをプラグインできるようになりました。
ドミノが R5.0.5以上、WebSphereはV3.5.1(Group PTF #1)以降のものが前提として必要になります。

詳しくはこちらのサイトに情報がありますので、ご参照ください。

構成は手でサーバー文書および notes.ini の修正を行います。修正後のHTTPタスクもしくはドミノサーバーの再起動で有効になります。


サーバー文書の修正

サーバーのドミノディレクトリ(アドレス帳 = names.nsf)をどこかのノーツクライアントから開いてください。
サーバーの一覧を表示させて、その中からWebSphereをプラグインさせたいサーバーを選択します。
表示されたサーバー文書で「インターネットプロトコル」タブを選択し、さらに「HTTP」を選択してください。その中に「DSAPI」というセクションがあります。
以下のように /qsys.lib/qejb.lib/domino.srvpgm と入力し、改行してください。下の例では DOLSサポートを有効にしているため、DOLS用のサービスプログラム (LIBDOLSEXTN.SRVPGM)も指定されています。

この変更後、CHGDOMSVRコマンドで「オフラインサービスの許可」を確認してみて、*NO になってしまっているようでしたら再度 *YES に変更してください。

notes.iniの修正

WebSphereをプラグインさせたいサーバーの notes.ini の一番最後の行に

WebSphereInit=/qibm/userdata/webasadv/default/properties/bootstrap.properties

と追加してください。

一番面倒でないのは WRKDOMSVRコマンドでサーバーを選択して、オプション13「NOTES.INIの編集」を使用する方法でしょうか。

イタリックで表示している '/qibm/userdata/webasadv/default' のところはデフォルトの場合の設定です。
AS/400は複数の管理サーバーをひとつのマシン上で構成できますので、デフォルト以外にも管理サーバー/ドメインの追加構成が可能です。追加構成された管理サーバー毎にこのディレクトリが異なるようになります。
設定のやりかたはこちらに載っていますが、要はプロパティファイルの設定を変えていくつもサーバーを構成できることになりますので開発やテストに好都合でしょう。

実際に別ドメインを構成して見ました。簡単にできますので、そちらもご参照ください。
そちらの例でいえば、イタリックのところはこちらのディレクトリ名を指定してください。

QNOTES へのログ作成権限の追加

ドミノサーバーを稼動させているユーザーである QNOTES に、WebSphereログへの書き込み権限を与えます。
以下のコマンドを実行してください。

CHGAUT OBJ('/QIBM/UserData/WebASAdv/default/logs') USER(QNOTES) DTAAUT(*RWX)

こちらもログの指定によってはイタリックで表示した/QIBM/UserData/WebASAdv/default がかわってきます。
アプリケーションサーバーのプロパティを参照して適宜変更して、必要な分だけ実行してください。

こちらもイタリックのところはこちらを参照してください。

シンボリックリンクの作成 (WebSphereサンプルアプリケーション実行のための修正)

WebSphereのサンプルを実行できるようにするには以下の追加の作業をしてください。2つ、シンボリックリンクを作成するだけです。ちなみにこれは通常のHTTPサーバーで言えば、PASSディレクティブを2つ追加することと同等の作業になります。

5250コマンド画面から以下の2つのコマンドを入力してください。イタリックにしてある'/Lotus/Domino/asdomino'はWebSphereをプラグインさせたいサーバーのデータディレクトリになりますので、適宜変更してコマンドを実行してください。

ADDLNK OBJ('/QIBM/ProdData/WebASAdv/theme') NEWLNK('/Lotus/Domino/asdomino/domino/html/theme') LNKTYPE(*SYMBOLIC)

ADDLNK OBJ('/QIBM/ProdData/WebASAdv/WSSamples') NEWLNK('/Lotus/Domino/asdomino/domino/html/WSSamples') LNKTYPE(*SYMBOLIC)

http://your server/WSSamples/ でアクセスしてください。英語ですが、いろいろなWebSphereのサンプルアプリケーションを見ることができます。

また、導入ガイド (getstart.pdf) を表示したい場合は以下のシンボリックリンクを追加してください。
http://your server/WebSphere/getstart.pdf でアクセスできます。

ADDLNK OBJ('/QIBM/ProdData/WebASAdv/MRI2962/web/doc') NEWLNK('/Lotus/Domino/asdomino/domino/html/WebSphere') LNKTYPE(*SYMBOLIC)

ドミノサーバーの再起動 or HTTPタスクの再起動

ドミノサーバーを再起動するか、tell HTTP restart とコンソールから実行してHTTPタスクの再起動を行ってください。

また、WebSphereも連動して起動される、といったようなことはありませんので別途 WebSphere も起動しておいてください。

たとえば、http://your server/servlet/snoop などで稼動を確認してみてください。

WebSphere側の修正

上記の修正手順は、システムのTCP/IPのホスト名とドミノのホスト名が同じでポートもデフォルトの80を使用している場合にあてはまります。

ドミノディレクトリでの「インターネット」タブ - 「HTTP」タブでの「ホスト名」「ポート」タブ - 「インターネットポート」タブ - 「Web」タブの「Web(HTTP/HTTPS)」セクションの「TCP/IPポート番号」との組み合わせは、以下のWebSphere管理コンソールの「仮想ホスト」の「エイリアス」と一致するようにしておいてください。
逆に言えば、ここがあっているかどうかがサーブレット要求を受け取るかどうかを決めますので、snoopなどの実行がうまくいかない時はまず最初のチェックポイントです。

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