フリーの RPG エディター (RPG Next Gen)

eclipse ベースでフリーの RPG エディターがある、ってご存知でしたか??

RPG Next Gen という名前で、オープンソース・ソフトウェアです。

http://www.rpgnextgen.com/

シンプルな分、(Rational などの重量級にくらべれば)必要なディスク容量が少なかったり、起動が速かったり、という利点もあります。

さすがに SEU などでは画面が狭いが、Rational のツールはしきいが高い…(ディスク容量とか、今のマシンには重い、値段が、などなど)という向きには、ひとつの選択肢になりそうです。


使ってみよう

自分が今使用している eclipse 環境(3.5 or 3.6)に追加するか、eclipse などは使用していないのでスタンドアローンのエディタを入手するか、の 2つの選択が可能になっています。

インストール

スタンドアローン版はダウンロードして解凍するだけなので、特に説明は必要ありませんよね。
スタンドアローン版は↓からダウンロードできるようになっています。

http://sourceforge.net/projects/rpgnextgen/files/

eclipse に追加する場合の手順を紹介したいと思います。

「Help」メニューの「Install New Software」から、以下のリンクを追加します。

http://rpgnextgen.sourceforge.net/update

「Next」ボタンを押すと、ライセンスの確認画面が出てきます。

「Finish」ボタンで導入が始まります。

導入できていることは、「Windows」メニューの「Open Perspective」で表示される画面に「RPG Next Gen」が存在することで確認できます。

「RPG Next Gen」を選択すると、↓のような画面になります。

接続の作成

まず「Remote Connection」、要するに IBM i への「接続」を作成します。

「接続」名はデフォルトでは "My i5" になっていますが、もちろん変更可能です。
「Server」に IBM i のサーバー名(DNS で解決できるもの、または IP アドレス)を指定します。

「Next」ボタンで続く画面です。
左側の「Remote Explorer」ペインに表示させるライブラリーをここで選択できるようになっています。

「Finish」ボタンを押すと設定は完了です。

IBM i へのログイン

My i5 アイコンをクリックするとログインするためのダイアログボックスが表示されます。

左側のペインに、↓のように設定したライブラリーとその中のオブジェクトが表示させることができます。

表示するライブラリーの追加

表示するライブラリーを追加することはもちろんできます。

「接続」を右クリックし、「Properties」を選択します。

下側のペインに、↓のように「接続」を作成する時に設定した属性(Properties)が編集可能な状態で表示されます。

ライブラリー・リストやカレント・ライブラリーでの制御ではなく、個別にライブラリーを自由に指定したい場合は「Show Listed Libraries」を使います。

「Show Listed Libraries」が True になっていることを確認し、左側の「Listed Libraries」タブを選択します。

「Add」ボタンを押すと、↓のようにライブラリー名を入力するダイアログ・ボックスが表示されます。
表示させたいライブラリーを指定してください。

新しくソースを追加

新しいプログラムを作成するためには、まずソース・メンバーを追加する必要がありますね。

ソース・ファイルに対する右クリックメニューから、「New Wizards」、「Source Member」と選択します。

ソース・メンバー名や属性(RPGLE とか SQLRPGLE とか、です。「Attribute」のところで選択できます)、ソースのテキスト(「Description」)を指定するためのダイアログ・ボックスが出てきます。

ソースの編集

エディタの画面は↓のようなかんじになります。
(こちらは eclipse へ追加した環境ではなく、スタンドアローン版の画面ショットになっています。)

ソース・メンバーをただダブルクリックすると "表示"モードでオープンされるようなので気をつけてくださいね。
ソース・メンバーに対する右クリックメニューで「Edit」を選択すれば "編集"モードでのオープンになります。

現状での考慮点

Comments の右側をはみだして入力できてしまうのですが、いきおいあまって入力してしまうと問題が起きることがありました。

その"はみだし"をカット(truncate)してくれる機能があるようで、保管時にその旨を警告するダイアログ・ボックスが出てきます。
OK を応えるとそれを行ってくれるのですが、どうもその際に文字数の計算などに不具合があるようで、余計な部分まで削除されてしまうといったことがありました。

そういったエラーを出すような"無理な入力"をしない限りは特に問題なく使えます。

まぁ、開発途上の製品ですし、フリーだということを考えれば完璧でないのは仕方のないことです。
それよりは、きちんと開発に役立つように具体的な状況、できれば再現手順などを報告し、"Donate"なども含めてこのプロジェクトを育てることに協力するのが大事なことですね。

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