ホスト・サーバー機能

このサイトでの記事では今までもいろいろ、ネットワークドライブ機能や JDBC などでホスト・サーバー機能のお世話になってきたわけですが、そのホスト・サーバーについてちょっと調べた結果をメモしてみました。

ホスト・サーバーへの接続

こんなかんじの手順でホスト・サーバー機能は使用されます。

  1. SYN 要求を as-svrmap (サーバーマッピング機能) に送信
  2. 接続したいサーバーのポートを続けて要求
  3. as-svrmap との接続はここで終了
  4. デーモンがユーザーをサーバージョブに接続
  5. EXIT ポイントをチェック
  6. リバース DNS ルックアップを行う
  7. サーバージョブとユーザーの機能開始

機能とサーバー名、ポートなどをまとめてみました。

機能 サーバー名 サービス名 プレスタート・ジョブ デーモン デーモンのサブシステム IP ポート SSL ポート
プロキシー(?) Server Mapper as-svrmap QZSOSMAPD QSYSWRK 449
ライセンス管理, NLS Central Server as-central QZSCSRVS QZSCSRVSD QSYSWRK 8470 9470
ODBC, データ転送 Database Server as-database QZDASOINIT QZDASRVSD QSERVER 8471 9471
データ待ち行列 Data Queue Server as-dataq QZHQSSRV QZHQSRVD QSYSWRK 8472 9473
ネットワークドライブ Network Drive Server as-file
as-netdrive
QPWFSERVSO QPWFSERVSD QSERVER 8473
ネットワークプリンタ Network Print Server as-netprt
as-vprt
QNPSERVR QNPSERVD QSYSWRK 8473
遠隔コマンド Remote Command as-rmtcmd QZRCSRVS QZRCSRVSD QSYSWRK 8475 9475
サインオン, パスワード変更 Signon Server as-signon QZSOSIGN QZSOSGND QSYSWRK 8476 9476

プレスタートジョブは後述するように、任意のサブシステムで稼動させることが可能であるために、サブシステムは記述していません。

サービスとポートの割り当て

ポートの割り当ては WRKSRVTBLE コマンドで確認/定義可能です。

EXIT プログラム

EXIT ポイントで動くように指定されているプログラムは WRKREGINF コマンドで確認/定義可能です。

サーバージョブの稼動サブシステム

さて、先ほど「後述」と言ったプレスタートジョブの稼動サブシステムですが、プレスタートジョブに限らず、QUSRWRK サブシステムをコピーしてちょっとカスタマイズすれば、クライアントの IP アドレスに応じて、接続先のサブシステムを変更することができます。
OS/400 の実行管理機能を使って、いろいろきめこまかい管理が出来るってことですね。それで QUSRWRKR と名前が変わったようです。

まず QUSRWRK サブシステムをコピーして新しくサブシステムを作ります。

QUSRNOMAX というジョブ待ち行列は新しいサブシステムからは除去しておいてください。一時点にひとつしかアクティブにはできません。

ここでオペレーションナビゲーターの出番です。

以下のように「ネットワーク」-「サーバー」-「クライアント・アクセス」を開いてください。
先にリストしたサーバーがここでどういう状態になっているか確認できます。

そのうちのひとつを選んで「プロパティ」を見てみましょう。

「サブシステム」タブに、先に述べたクライアントの IP アドレスによる稼動サブシステムの変更の定義があります。

例えば、以下のように「全クライアント」をチェックして新しいサブシステムに割り当てることも可能です。

「特定のクライアント」をチェックして「追加」ボタンを押すと、こんなダイアローグボックスが出てきます。

ここで接続クライアントの IP アドレスやその範囲を指定できるわけです。

こんなかんじになります。

ルーティングの情報は QUSRSYS/QYSMSVRE というオブジェクトに格納されています。

もし正しく該当のサブシステムにルートされない等の問題がある場合、DMPSYSOBJ コマンドで内容をダンプして確認してみてください。

結果はスプールに入ります。こんなかんじの内容です。

見てみて、損傷を受けているようでしたら、単純に削除してしまってください。ホスト・サーバー機能が再起動時かなにかに再作成してくれます。

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