最近、「ポータルサイトの構築」というのがなにかとよく聞く話題になっているようです。
Apache Jakarta プロジェクトでもそのポータルのためのフレームワークということで
Jetspeed というものがあります。
JBoss で jetspeed を動かすには、通常の jetspeed.war を deploy ディレクトリにコピーするという手順だけではうまくいきませんでした。
(JBoss 3.0.3)
が、とりあえず動くようにできましたので、その手順をちょっと紹介してみたいと思います。
Jetspeed は 1.4b1、JBoss は 3.0.3 を使用しています。
今回は専用のサーバーとするため、server/default ディレクトリをサブディレクトリごとコピーして jetspeed と名づけました。
Jetspeed.war の内容を server/<構成>/deploy (今回は server/jetspeed/deploy) に展開します。

Jetspeed.war の WEB-INF/lib の中の Castor-0.9.3.jar を削除します。
Jetspeed.war の WEB-INF/lib の中の log4j-1.1.jar も削除します。
Log4J は JBoss 3.0.x の使っている log4j 1.2.x とどうもぶつかるみたいですので、削除しています。
Castor の方は、JBoss のサーバー構成の lib でロードされているの重複するのかな? と思って削除しているだけなので、ひょっとしたら何もしなくてもいいのかもしれません。
Jetspeed.war の WEB-INF/lib の中のファイルを server/<構成>/lib にすべてコピーします。
今回の例では server/jetspeed/lib にコピーするかっこうになります。

Castor は最新版(今回は 0.9.4 )をダウンロードして server/<構成>/lib にコピーします。
これも先に Castor の削除のところで言いましたが、単に重複しているから、最新をダウンロードして両方を代替しているかたちなので、ひょっとしたらあまり関係ないのかもしれません。(最新版のコピーにあわせてもともとあった Castor.jar は削除しています)

server/<構成>/deploy (今回は server/jetspeed/deploy) の jetspeed.war/WEB-INF/conf/TurbineResources.properties を編集します。
まだ詳しくは調べていないのですが Log4J を使用したデフォルトのロギングの設定が
JBoss をそのままでは何かぶつかるらしく、コンソールへのログが止まって内部でループしているような状態になってしまいます。
以下のように編集したらとりあえず稼動しました。

JBoss を起動します。
今回はサーバー構成を作成しているので、run コマンドで -c オプションをつけてサーバー構成を指定して起動します。

jetspeed Web アプリケーションのデプロイ/起動中のコンソール画面です。

http://<サーバー名:ポート>/jetspeed/ にアクセスします。
こんなかんじの初期画面が出てきます。

ユーザーは turbine と admin というものが存在しています。
パスワードはそれぞれ turbine と jetspeed です。(初期画面の右下に載っています)
こちらはユーザー turbine でログインした画面です。

こちらがユーザー admin でログインした画面です。

Admin タブを選択すると以下のように Java の実行環境の状況がわかるようになっていたりします。

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