システムの状況に問題が生じたらメールか何かで連絡をもらいたい、というのはけっこう耳にする要件ですが、ドミノが入っていればプログラミングなどをせずに簡単に実現をすることができます。
ドミノには統計という機能があり、ドミノの内部の情報をインターバルをおいてモニターしています。
また、iSeries にはドミノの統計の中でもプラットフォーム統計という機能がサポートされており、これはそのドミノの統計の中で OS の情報もモニターできる、という機能になります。
つまり、プラットフォーム統計を使用すれば、システムのディスク使用率もこの統計でモニターさせることができます。
ドミノの統計はドミノコンソールから show stat と実行することで結果が表示されます。
また、以下のように "サーバー名 Stats" に管理者の署名をつけてメールを送ることで結果をメールでもらうこともできます。
以下の例でハイライトされている Platform.LogicalDisk._Total.1._Total.1.PctUsed がシステム ASP の使用率を示しています。(あまりほめられた状態ではありませんが ...)

この Platform.LogicalDisk._Total.1._Total.1.PctUsed の値をモニターするには統計名を登録する必要があります。
ドミノ管理クライアントの「設定」タブから以下のようにして「統計名」ビューを表示させ、ツールバーから「新規統計」ボタンを押します。

出てきた画面で先ほどの Platform.LogicalDisk._Total.1._Total.1.PctUsed を「統計名」に入力します。
「データタイプ」は数値で「統計単位」は % と入力してください。

「詳細」タブの方に移って、「しきい値に有効かどうか」に「はい」をチェックします。
「しきい値の演算子」は「より大きい」で、「しきい値」にはシステムでモニターして、超えていることを監視したいディスク使用率の限界値を入力します。あくまでこれはデフォルトの値なので、後で実際には上書き可能です。

今度はモニターの定義です。
以下のように「モニター」セクションの中の「統計」ビューを開いて、ツールバーから「新規統計モニター」ボタンをクリックします。

「モニターするサーバー」を指定します。
「モニターする統計」には「変更」ボタンを押して、先ほど定義した統計を選択して指定します。

「選択」ボタンを押すと出てくる画面です。
ここで以下のように選択します。
「しきい値」タブで、モニターしたいタイミングを指定します。
以下の例では、ディスク使用率が 80% 超えたらイベント通知文書に知らせる、という指定になっています。

「その他」タブです。
「このイベントに対する新しい通知プロフィールの作成」ボタンをクリックします。

こんな画面が出てイベント通知文書を作成するウィザードになります。
最初の画面はそのまま「次へ」で OK です。
ここで通知の方法を指定します。
いろいろありますが、今回は「Mail」を指定しましょう。
メールの送信先を指定します。
これで完了です。
これで統計モニター文書(何をモニターするか)と

モニター中のイベントが起きたらどうするかを指定するイベント通知文書が作成されました。

先のウィザードで作成されたイベント通知文書を見ていきましょう。
ウィザードの最初で指定しなくても、以下のように「基本」タブのイベントのトリガーはなります。

「イベント」タブでは先に作成されている統計モニター文書を指定しています。

「アクション」タブではイベントが起こったときに何を行うかを指定しています。

デフォルトでは統計レポートの間隔は 120分おき、アラームの間隔は 30分おき、になっています。
適宜、必要に応じてこの間隔を指定します。

Collect タスクを開始します。

以下のように開始されていることを確認します。
時間がきたら以下のようなメッセージが来て、ディスクの使用率が 80% を超えてしまっていることを知らせてくれます。

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