独立 ASP 上のスプールファイルサポート

V5R3 から IASP 上でのスプールファイルがサポートされるようになりました。

さわれる環境がなく、実機では確認できないままなのですが、目を通す機会のあった資料に載っていたことをそのまままとめておきます。

ちなみにどれもみな実際のところどうなっているかやどこかに記述があるかどうかについて未確認のままです。"噂"といってもいいようなものかも ......

利点

- スプールファイルをシステム ASP (*SYSBAS) から移すことによって、異常終了後の IPL 時間を減らすことができる

たしかに、スプールファイルの数が多いとその回復のために異常なほどの時間が取られます。この時間が IASP の Vary On の時に移動するだけでも助かりますし、もしかして次の記述を考えるとそれもなくなるのかもしれません。

- IASP 上のスプールファイルにはロックがかからない

スプールファイルというものは昔むかしからデザインがほとんど変わっていないらしく、ロックによる競合が起きやすいことで知られています。(「スプール・パフォーマンスの考慮点」参照)
OUTQ へのアクセスや WRKSPLF コマンドなどの実行でスプールファイルの操作を行うジョブのレスポンスに影響を与えてしまう旨の記述が上記ドキュメントにもあります。
こうしたことが IASP 上のスプールファイルでは起こらない、ということのようです。

- IASP へのアクセスを制限することによって、ユーザーが *JOBCTL や *SPLCTL 権限を持っていても当該 OUTQ へのアクセスを制限することができる

- IASP 上のスプールファイルはジョブが終了すればその時点で解放される

考慮点

- 援助レベルが *BASIC の場合は *SYSBAS 上のスプールファイルしか見ることができない

- RCLSPLSTG コマンドで削除されるのは *SYSBAS 上の未使用メンバーのみ

- QSPFIXUP は IASP 上のスプールファイルを FIX UP してくれない

- IASP 上の OUTQ を使用するライターは手動で開始する必要がある

IASP 一般

- オプティマイザーは *SYSBAS のディスクアーム数を見ている(?!)

- 現システムにどのような IASP がついているかは SST の GEOSTAT マクロで見ることができる

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