Domino Offline Services (DOLS) の設定 (Outlook クライアントを例に)

R5.0.5から、ドミノ・オフライン・サービスという新機能が加わりました。
R5でWebブラウザーやOutlookクライアントでドミノのメールやカレンダー、スケジュールを使うことができるようになりました。(Outlookクライアントでのカレンダー、スケジュール機能のサポートはR5.0.5からになります)
その時にオフラインでも参照できる、という機能です。単純に言ってしまえば「ノーツクライアントがない環境でもレプリケーションが使用できる」機能です。
メールやカレンダーなどに限らず、通常のドミノアプリケーションもWebブラウザーを使って、PC側でオフラインにして作業をすることが可能になります。

既存のWeb対応の済んだドミノアプリケーションであれば、それをこのDOLS対応にするのはとても簡単にできます。
そのやり方はまたいずれご紹介するとして、今回はOutlookクライアントの設定を例に、DOLS環境の設定をご紹介してみたいと思います。


まず、R5.0.5のサーバーであれば「Offiline Services」というタイトルのデータベースがあります。

これを開くと以下のような画面が現れます。

この画面で「新規セキュリティポリシー」をクリックしてください。以下のような画面が現れます。
左側の「セキュリティドメイン」にこのDOLSを有効にするドメインの範囲を指定します。
右側の「ID管理ポリシー」ですが、ほとんど読んでみればそのとおりの選択肢が3つあります。

ここでは「ユーザーIDを自動的に作成」を選択しています。

(ただ、基本的に「ID の検索にドミノディレクトリを使う」が一番妥当な選択肢のような気がします。ローカルにレプリカとるようなものですし、どこのPCからでもアクセスできるってわけにはいきませんよね)

「ID管理ポリシー」に「ユーザーIDを自動的に作成」を選択した場合、「自動」タブが表れます。
「自動」タブでは認証者IDの指定をします。自動的にIDを作成する都合上、cert.idを指定することが必要になるわけですね。
パスワードもここで指定しますが、読める形で格納されてしまいます。そのため、この文書は暗号化などをして管理者以外見ることが出来ないようにきちんと管理する必要があります。

保管して文書を閉じます。

このような画面になります。

Outlookユーザー用にユーザー登録を行います。
ドミノ管理クライアントで通常にユーザー登録を開始してください。

ユーザー登録の際のポイントは2つあります。

ひとつは「詳細」をチェックして、そこで初めて出てくる「インターネットパスワードの設定」にチェックを入れて下さい。

もうひとつは「メールファイルテンプレート」に「メール R5.0 (拡張)」を選択してください。

「メールファイル名」もあとで必要になりますので、メモしておいてください。

多少先取りになりますが、ダウンロードを行ったかどうか、またその履歴は「Offline Services」データベースの「オフラインユーザー」ビューから見ることができます。

Outlookをすでに使用しているユーザーの場合は以下の作業を先にやっておいてもらってください。

「ツール」メニューから「オプション」を選択します。

「オプション」ので「起動時の設定」を「使用するプロファイルを選択する」にしてください。

Outlookでドミノを使いはじめる前に、クライアントがわに必要なソフトウェアがあります。
それをダウンロードするために、ドミノサーバーへブラウザーからアクセスします。

ドミノサーバー側でHTTPサーバーの設定が出来ており、HTTPタスクが稼動している必要があります。

ドミノサーバーのアドレスにユーザー登録時に指定したメールファイル名、それに"iNotes"をくっつけて、URLとして指定します。
たとえば、この場合は http://dominodoc(サーバー名)/mail/uoutlook.nsf(メールファイル名)/iNotes と指定します。

こんなプロンプトが出てきます。
ユーザー登録時に指定したユーザー名とパスワードを入力してください。

こんな画面が出てきます。
まんなかの「ここをクリックして下さい」というところをクリックしてください。

次のようなポップアップが出てきて、あとは自動的に導入されます。途中でやめると面倒なことになりがちなので、お茶でも飲みに行ってほっておくのがよいでしょう。
ここで見るように全体は 16.48MB あります。やはりローカルのLAN環境でセットアップを行うのがおすすめです。電話線経由では相当時間のかかることでしょう。

ソフトウェアのコピーが終わると、システムが必須のソフトウェアの一部分である「iノーツ シンクマネージャ」を起動して設定をはじめます。

自動的に「iノーツ シンクマネージャ」が出てきます。自動的に設定が行われていますので、これもじーっとほっておいてください。

「同期の状況」が100%になった後、以下のように変わります。Outlookクライアント用の設定をしていますので、終わるまでじーっと待っていてください。

最終的に以下のメッセージが出てきます。これで準備OKです。

Outlookを起動するとまず最初に次の画面が出てきます。これは最初の方でやった"「オプション」で「起動時の設定」を「使用するプロファイルを選択する」によるものです。
続けてパスワード入力の画面が出てきますので、パスワードを入力してください。

まず最初にアドレス帳の設定を行います。
「ツール」メニューから「アドレス帳」を選択してください。

以下のようなダイアログボックスになります。とりあえず、現在のドミノディレクトリを選択してください。

あとはいろいろ個人でお好みに使ってください。
こんなふうなかんじになります。

あと、これは補足ですが、サーバー側でDOLSが使用できるようになっていないと今までの作業はできません。
オペレーション・ナビゲーターからの対象となるドミノサーバーのプロパティで「ドミノオフラインサービス(DOLS)」にチェックするか、
CFGDOMSVR/CHGDOMSVRで「オフラインサービスの許可」というパラメータに"*YES"を指定してください。デフォルトはそれぞれ"(チェックなし)""*NO"になってます。

サーバー側の設定は以上のみでOKです。サーバー文書の変更などをやってくれてます。

上記の変更をすると、代表的なところとしてはサーバー文書の「インターネット」タブの「HTTP」の中の「DSAPI」にフィルタプログラムの指定が行われます。

あと、Outlookを実際に使用してみると初期画面がこんなふうに文字化けしてしまったりしてますが、とりあえず大勢に影響がないので気にしないでいいのかなと思っています。

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