Sametime iSeries(AS/400)版のセットアップ (サーバーの構成)

今までもベータ版の 1.5 がありましたが、2.5 で正式に iSeries版の Sametime が出ました。

iSeries版の場合、ドミノサーバーを構成しておいて、Sametime を追加する、という QuickPlace でいう「上書きインストール」のようなかたちでセットアップを行います。

前提となるドミノサーバーのリリースは R.5.0.8.01 以降ということです。R.5.0.8.01 は ダウンロードして適用してください。

ソフトウェア自体の導入はこちらに紹介しています。
手順は基本的にはドミノと同じですが、2つのCDから導入を行います。

また、Sametime を購入すると、Sametime を動かすためのドミノのライセンスが含まれています。
届けられるメディアパックの封筒には、ドミノサーバーの CD も入っています。
このドミノの CD の導入のしかたがやはり少し異なるので、ちょっと手順をこちらで紹介してみました。

ただ、もともとドミノを持っている場合/導入されている場合は、それを使ってかまいません。このドミノの CD を使わなければ Sametime は使用できない、なんてことは全然ありません。
どちらのドミノを使っても、以下の画面例はまったく同じです。

では、簡単にサーバーのセットアップの仕方をご紹介していきましょう。


ドミノサーバーの構成

Sametime を追加して構成するベースになるドミノサーバーを最初にまず構成します。

オペレーション・ナビゲーターで、「*HTTPSETUP」が稼動中かどうかを確認し、もし稼動中でなかった場合はアイコンを右クリックして

以下のようなメニューを出して「起動」を選択して起動させてください。

または iSeries側で STRDOMSVR *HTTPSETUP とコマンドを実行しておくかしてください。

上記の状態が確認できたところで、http://サーバー名:8585/ でアクセスしてください。
ポート 8585 で *HTTPSETUP サーバーが待っていますので、以下のような画面になります。

iSeries でドミノサーバーを構成する権限のあるユーザー/パスワードを指定して「>>」ボタンを押してください。

次の画面は以下のようになります。

今回はあくまで例ということで「最初のドミノサーバー」を選択していますが、ここは環境によって変わってきます。
後で Sametime のセットアップで出てきますが Sametime 使用ユーザーのディレクトリーを「ドミノディレクトリー」か 「LDAP」 を選択できるようになっています。
「ドミノディレクトリー」を使用するのであれば、ここは「追加のドミノサーバー」を選択することになるでしょう。

ただ、ここは別の認証にしてしまって、ドミノディレクトリーには LDAP 経由でアクセスさせる、という方法もあります。LDAP タスクさえ起動しておけばいいわけですし、WebSphere とのシングルサイン構成などでも LDAP タスクは必須ですから、そのWebSphere と同じように別アプリケーションと割り切って、同じ LDAP 経由のアクセスにする、というのもひとつのやりかたじゃないかと思います。

また、例えば Sametime をノーツ/ドミノアプリケーションに(テンプレートに)組み込んで、その中でアドレス帳を Sametime でアクセスする先のリストとして表示する、といったようなことを行う場合には「ドミノディレクトリー」を選択することになるでしょう。

負荷という観点からも、運用という観点からも、いずれのケースを選ぶにせよ既存のサーバーに導入せず、新規に専用のサーバーを構成するようにしてください。

とりあえず今回はあくまでシンプルな構築例ということで理解しておいてください。

「>>」を押すと以下の画面になります。

「HTTP」には必ずチェックしてください。後は通常のドミノサーバーの設定と同じです。

次の画面です。

認証者名とサーバー名、管理者は以下のように指定しました。

サーバー名は Sametime を構築する対象のサーバー名として、そして管理者とパスワードは Sametime の最初のユーザーとして、使用されますので、記憶しておく必要があります。

この画面の下の方です。

次の画面です。

IP アドレスの指定があるような場合は指定してください。

次の画面です。

もし続けて Sametime のセットアップをする場合は、「セットアップが完了したら、今すぐドミノサーバーを起動しますか?」は「いいえ」にしておいてください。
Sametime の追加を行う時にはサーバーは停止している必要があります。

しばらくすると以下の画面になります。

これでドミノサーバーの構成は終了です。「ドミノサーバーへの Sametime の追加」に続いてください。

ちなみに上の画面で「終了」ボタンを押すとこのような画面になります。


ドミノサーバーへの Sametime の追加

オペレーション・ナビゲーターから以下のように、Sametime を追加したいサーバーのアイコンを選択して右クリックして、出てきたメニューから「追加 Sametime」を選択するか、

http://サーバー名:8585/stsetup.nsf にアクセスするか、を実行してください。

以下のような画面が出てきます。

ドミノサーバーの構成に使用したユーザー/パスワードを指定して「Next>」を押します。

Sametime をセットアップする対象のドミノサーバーを選択します。

下の「セットアップが完了したら Sametime サーバーを起動する」は、Yes にしておいてもいいでしょう。

上の画面で「Next>」を押すと、次はこの画面です。

Sametime のどのオプションを選択するか、です。通常は Base でいいと思いますが、マイクやビデオを使用する場合は下の「Sametime and Multimedia」を選んでください。

「Next>」を押すと、今度はディレクトリーの選択です。

ドミノ・ディレクトリーか LDAP の選択ができます。

直接ドミノ・ディレクトリーを参照してもいいし、ドミノサーバーで LDAP タスクを起動させて、その LDAP 経由でドミノユーザーにアクセスさせてもいいでしょう。その場合(LDAP タスク経由の場合)、対象ユーザーには「インターネットパスワード」の設定を行っておいてください。

ここで「Next>」を押すと、サーバーの構成が始まります。

まずはサーバー毎に必要なファイルのコピーです。

コピーが終わると、今度はサーバーのいろいろなセットアップが行われます。

最後にこんな画面が出てきて、セットアップは終了です。

Sametime が構成されたサーバーを起動します。

起動が終了するまでにかなり時間がかかりますので、ひとやすみするのがいいでしょう。
起動を確認後、ブラウザーから http://サーバー名/stcenter.nsf をアクセスしてください。

このような画面がでてきます。

稼動の確認ということで、「Sametime コネクトの起動」を行ってみましょう。

「ブラウザ用 Sametime コネクトの起動」をクリックします。

こんな風に2つのダイアログボックスが出てきます。

ユーザーID とパスワードを指定します。今回はドミノサーバーの構成と続けて行っていますので、ドミノサーバーの管理者として指定したユーザー/パスワード(インターネットパスワード)を入力します。
また、LDAP をディレクトリーとして使用している場合は、そのユーザーを指定してください。ドミノサーバーを LDAP経由でアクセスさせる時は、パスワードは「インターネットパスワード」になります。テストしてみたら、ドミノディレクトリーで構成した場合のドミノユーザーも、LDAP で構成した場合の、LDAP タスクを起動させているユーザーも、どちらもOKできました。(もちろん同時にではありませんよ。このココロは、どっちの構成でも心配ありません、ということです)

ドミノサーバーとそのホスト名が違うような場合は、「接続設定」を押すと以下のような設定ができますので、「ホスト」にアクセス可能なTCP/IP ホスト名をいれておいてください。

こんな画面になって、

こんな画面が出てきます。

ひとりぼっちなのでチャットもできませんが、これで稼動は確認できました。


5250 コマンド画面からの Sametime のドミノサーバーへの追加

ついでですが、5250画面でも Sametime の追加は可能です。

ADDLSTDOM というコマンドで実行します。選択できるオプションはまったく同じなので特に解説はしません。

実行キーを押すと、導入が始まって以下のような画面になります。

このように「実行キーを押して端末セッションを終了してください。」が出てきたらセットアップは完了です。


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