マネージメント・セントラルでのシステムのリアルタイム・モニタリング (V5R1)

マネージメント・セントラルを使用して、システムのいろいろなパフォーマンス測定値をリアルタイムで、しかもグラフィカルにモニターすることができるようになっています。

簡単な使い方を見ていきましょう。


モニターの定義

まず、マネージメント・セントラルから以下のように「モニター」から「システム」を選択して右クリックし、サブメニューで「新しいモニター」を選びます。

「新規モニター」の画面になります。
適当な名前を「名前」に入力してください。で見るようにサーバーからも識別される名前になります。

「メトリック」タブに移ります。

左側の「使用可能なメトリック」の中からモニターしたいものを「追加」してください。
それぞれについて収集間隔や最大表示値、表示時間などを設定できます。

「アクション」タブです。

「システムおよびグループ」タブで、モニターする対象のシステムを指定します。
「参照」ボタンを押すと「システムおよびグループの参照」ダイアログボックスが出てきます。

例えば「エンドポイント・システム」の中から対象のシステムを選んで「追加」してください。

このように選択されますので、「OK」を押してしばらく待ちます。

右側のペインに、つけた名前のとおりに新しくアイコンができました。

モニターの起動

この新しく作成したモニターのアイコンを右クリックし、「開始」を選択します。

ここで改めてモニター対象のシステムを選んで、というか選ばれているのを確認して「OK」です。

状況が「開始中」になります。

こういうモニタージョブを開始するとシステムにたいへん負荷がかかりそうな印象があるかもしれませんが、実はあまりそうでもなさそうです。(だいたい .xパーセントか数パーセントといったところですね、見てると)

システム側のモニタージョブは以下のような QYPS で始まるジョブです。こちらが開始直後の状態です。
(パフォーマンス情報を収集していると、最初から QYPSPFRCOL というジョブがいることもあります)

QYPSSRV ジョブの中で、定義したモニター名でモニターが開始された旨のメッセージがジョブログに載ってきます。
今回の例ですと「モニター Domino Server が開始された。」というメッセージがジョブログに記録されるのが確認できます。

このモニターの定義名ですが、例えばデフォルトで存在する「サンプル CPU モニター」を開始すれば以下のように出てきますし、

DBCS も OK です。

開始が終わると、状況が「開始済み」になります。

ひとつ QYPSPFRCOL というジョブが増えているのと、QYPSSRV ジョブにスレッドが増えているのがわかります。

収集されたデータの保管期間や保管されるライブラリーの指定などは「エンドポイント・システム」から該当のシステムを右クリックし、出てきたメニューから「収集サービス」-「収集の開始」の画面で確認/修正できるようになっています。
保管される先のライブラリーはオペレーション・ナビゲーターから収集サービスを開始した場合には QMPGDATA になります。

パフォーマンス・ツールがシステムに入っている場合は、以下のように「パフォーマンス・データの収集」メニューからも確認できます。

モニターの表示

開始されたモニターを選択して、右クリックメニューで「オープン」を選びます。またはモニターのアイコンをダブルクリックしても OK です。

こんなかんじのモニター画面が出てきます。
今回は選択したメトリックがちょっと多いので、レイアウトを変更してすべて見えるようにしてます。

折れ線グラフの黒い点をマウスでポイントすると、一番右側の上のペインに詳細が表示されます。

下の例は「CPU 使用率 (平均)」の最新の点をポイントしていますので、その上位のジョブが表示されています。

表示されているジョブのうち「Server」をポイントしてみましょう。
その下のペインにジョブ情報が表示されます。

またそのまま右クリックするとジョブログを見たりすることもできますし、ジョブを保留させたりすることもできます。
(実行しているクライアントが直接接続できる場合のみです。この「エンドポイント・システム」は、マネージメント・セントラル・サーバーと接続できるサーバーを定義します。つまりこの画面を表示しているクライアントと直接接続できないマシンでも OK です。ただ、この機能だけでなく、「ヒストリーのグラフ表示」などといった機能も同じように使用できないので、やむを得ない時のみの構成でしょうね)

こちらは「LAN 使用率 (最大)」です。回線記述がそれぞれ表示され、選択した時には詳細が表示されます。

モニターの停止

「停止」すると状況は停止済みになります。

この「モニター」はクライアントとサーバーの 1セットになります。
たとえば、クライアントでモニターを開始したままオペレーション・ナビゲーターを終了してしまうと、サーバー側では「モニター」が動いたままなのに、クライアント側でその「モニター」が停止している、という状態になってしまいます。
この「モニター」は相互に名前だけで識別されているために、再度オペレーション・ナビゲーターからモニターを開始を行おうとすると「重複したモニターがあります」といったメッセージで、モニターの開始が失敗してしまいます。

オペレーション・ナビゲーターを終了する前に、必ず「停止」を行っておくようにしてください。

QYPSPFRCOL ジョブがなくなって、スレッドの状態に若干の変化が見られるのがわかります。
(パフォーマンスツールなどでパフォーマンスの収集を行っている場合は QYPSPFRCOL ジョブはそのままです。また、そういう場合は ENDTCPSVR *MGTC とマネージメント・セントラル・サーバーを停止しても QYPSPFRCOL ジョブは稼動し続けます)

よくある問題

よくある問題として、グラフをポイントして詳細を見ようとした時に以下のようなメッセージが表示されてしまうことがあります。

こういう時には、たいてい QYPSSRV ジョブのジョブログに「ポインターが参照された位置に設定されていない。」といったメッセージが大量に出ており、何らかの理由で収集サービスとのやりとりがうまくいかなくなっている状態になっているようです。
いったん ENDTCPSVR *MGTC を行って、QYPSSRV ジョブと QYPSJSVR ジョブの終了を確認後、再度 STRTCPSVR *MGTC でマネージメント・セントラル・サーバーを起動しなおしてみてください。

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