#8 高知事件 (後編)
(#7 高知事件 前編 の続きです。)
そして、3人はたたずみます。
泣いてる者もいました。
でも、仕方がないので、ちょっと遅い昼食、かつおのたたきを食いました。
しかし、その間も、話す事と言ったら、「ふざけんな!」とか、「やな予感はしてたんだよ。」
とか、言っても仕方のない事を永遠と愚痴りながら、飯を食らう、野朗3人衆。大丈夫か?
お前ら?
しかし、この日の悲劇はこれだけに終わらなかった。
たぶん、この日、目覚ましランキングで、さそり座は間違いなく12位だったであろう・・・。
高知の街をフラフラと、さ迷っていたら、向こうからテレビカメラとリポーターがやって来た
のである。リポーターはこっちを見ると、「ニッ」っと笑い、一目散にこちらのほうへと歩いて
来た。
俺は覚悟を決めた。
と言うか、ここらで一発「俺」と言う存在を高々に宣言してもいい頃かな?と思ったのである。
ところが、である。
俺の右にいた、Iは一目散に逃げ出した。
っち、小心者め!
そうだ、Mは?
Mの方を見ると、あきらかに、かんべんしてくれ!というサインを送っている!
しかし、もう遅い。
何やらリポーターは切り出している。しかも、俺に向かって。
ふんふん、何何?
最近の政治家をどう思うか?(当時、2000年6月)
や、やばい・・・。
何にも出てこないじゃん!!!!!
こ、困った。困った俺は苦し紛れに・・・・・、
「ウ・・・ウソはついてほしくないですよね。」 と言った。
ハァー?????
一体、何を言っているんだ、俺!!!それは大学生の言う台詞なの?ほんとにいいの?
自問自答した。
うっ!!!しかも、追い討ちかけてきやがった。
「ウソついていると思いますか?じゃあ、例えば?」
「うっぐっ!!!」
もうダメです。
自分限界っす。助けてー、助けてよー、アンパンマン〜。え〜ん、え〜ん。
こ、こうなったら、俺が助かる道はただ1つ・・・。M、すまん!!!
「Mはどう思う?」
そう、話題を振った。
俺も、ついに、ちびまる子ちゃんで言う、藤木並みの卑怯な事に手を染めてしまった・・・。
まあ、その場は見事にMが裁いて何とか、事なきを得たのだが・・・・・。
ふ。村1番の小心者はやっぱり俺だったか・・・。
(2001,6,26)
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